見ようか見まいか迷いましたが、
見てきました
石井光太さん原作の、岩手県釜石市を舞台とした東日本大震災のノンフィクション映画です
見るのつらいなぁと思ったんですが、
やっぱり見ておかないといけないような気がしまして
作中、場面はほぼ遺体安置所のみです
津波などの映像は一切ありません
そこがまた、妙にリアルな感じを受けました
いろいろな立場から、遺体安置所に携わった方たち
市職員、医師、歯科医、住職、葬儀社、そして遺族
テレビのニュース、報道などでは知ることのできない内容です
震災の悲惨さや、被害に合った方たちの悲しみが伝わってきました
上映中、他の観客の人達が泣いているのがわかりました
釜石市だけではなく、他の被災地でも同じような光景が実際にあったんだろうと思うと、なんともやりきれない気持ちになりました
被害に合っていない土地の人間の僕が言うのは、とても烏滸がましいとは思いますが、
できることなら、
この映画を「現実の一つ」として、多くの人が目にする事ができたらいいなと思いました
まだまだ復興の途中ですが、いつか忘れてしまえるような時がきても、
何かしらの形で心に残っていれば、思い出すことができると思うので
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